吉野家は「家」 |
何かと間違えられやすいけど、吉野家は、吉野「家」です。松屋は「屋」なんだけどね。何気に誤字が多いのだ。雑誌でさえ平気で間違っていたりする。とは言え、誤変換で知っていてもなーんとなく「吉野屋」と入力してしまうことも多いのね。ここは一発、辞書登録しておきましょう!もちろん私はしてあります(笑)
ちなみに私の愛用している日本語変換ソフトATOK for Macでは、最新バージョンATOK14にて、「吉野家」が一発変換!!さすが、「モーニング娘。」を一発変換するだけある(笑)
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年中無休 |
24時間営業で、年中無休の盆暮れ正月なしの吉野家。でも例外もある。例えばさっきの東京競馬場の吉野家は、当然のことながら週に二回、競馬を開催する日にしかオープンしない。
似たような理由で、築地の吉野家も、市場のない時(休日と深夜)は閉まっている。築地のお店は吉野家でも最も古いお店だそうな。
・・・ 今でももそうかは知らないんだけど、築地の吉野家は「顔パス究極わがままオーダー」の店だったんだって。 つまりお客の注文は、お店に入ってきてひとこと「いつもの」。店長さんや店員さんは、客の顔を見て「あの人は【並・ネギだく・ツユ抜きにみそ汁】」「あの人は【あたまの大盛り・脂抜き・卵は黄身のみ】」って、商品を提供したらしい。それをあの忙しいさなかにやったんだから大したもんだ。今じゃどーなんだろう?よい子は真似しちゃいけませんよ。
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宅急便と吉野家 |
クロネコヤマトといえば、宅急便の元祖。そこの社長が、以前インタビューで「宅急便の発想は、牛丼の吉野家がヒントになった」と語っていた。牛丼という単品に味・サービス・値段を特化したそのスタイルを見て、「戸口から戸口へ、荷物を運ぶこと」を追求したサービス「宅急便」が生まれたとか。考えてみればクロネコヤマトはその誕生から「電話一本で荷物を取りに来る」のが売りだったっけ。
ほんと、吉野家って牛丼だけだよね。そりゃ定食はあるけど、カレーとかうどんとか、ないもん。初めて入ったとき、メニューの単純さにビックリしたのは私だけではあるまい。でも、それをヒントに宅急便を成功させたのはクロネコヤマトの創業者の発想の勝利でしょうね。
だから・・・かどうか知らないけど、一部のクロネコヤマトでは「吉野家の冷凍牛丼」の注文を受け付けているの、知ってる?お店の味そのままに冷凍してあって、味はなかなかいけるんだよ!興味のある方は、近所のクロネコさんに問い合わせてみてはいかが?
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ボランティア |
私の記憶が確かならば・・・奥尻島で災害が起こったとき、吉野家はボランティアで被災地に大量の牛丼弁当を持っていった。もちろんその場で作って、温かいのを振る舞ったのである。北海道の配送ルートも確立していない場所に、それだけの食材を運ぶのにはかなり困難を極めたらしいけど、熱意でやってのけてしまったそうな。
それ以来、大きな震災の時は吉野家がボランティアをすることがある。阪神淡路大震災の時もそうだし、最近では名古屋の大雨でも牛丼を配っている姿がチラッとニュースに映っていた。
ああいうところに行くのは店長など、店舗でも最も貴重な主力のはず。急に被災地にボランティアに行くとなると、大変だろうに。店では大騒ぎでスケジュールを調整して送り出すんだろうな。なんかちょっといい話でしょ?
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一部上場
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なんと吉野家は2000年末、東証一部上場を果たしました。それまで株式は店頭公開だったので、二部上場をすっ飛ばしていつの間にかの二階級特進!(まるで赤い彗星のシャアだ。なんつって分かる人しか分からない。)私は株のことは全く分かっていないので、何で吉野家がそうした快挙に出られたのかどころか、そもそも一部と二部の差は何なのか、なんてことも知らないけどね。でも社会的に吉野家が「おお、頑張っている企業だな」と、認められたと言うことでしょう。
んでもって一部上場記念・・・と言う名目での150円引きセールが行われましたが、そりゃもう大変な混みようだったようです(でも250円の牛丼というのは安すぎかな〜)。とりあえず私は、株がどうだろうが美味しきゃいいです。300〜400円で丼一杯の美味しい牛丼が頂けるなら、それで十分だもん。そーゆー割と単純に吉野家の味を愛する人々の支持があって、倒産の憂き目からここまでの奇跡の復活を成し得たのでしょうし。 これからもがんばってね、吉野家さん。出来ればみそ汁をもっと美味にして(笑)
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価格改定
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な〜んて言っていたら、牛丼並一杯280円になってしまいました。安い!こんなに安くてどうするんだろう?大丈夫なのか、吉野家。採算が合うのか、吉野家。なんて心配はともかく(笑)もともと松屋とからんぷ亭とかはその位の価格設定だったわけで、このくらいの値段でないと競合するのはさすがに難しくなってきたと言うことでしょう。ほぼ同時に、なか卯も値下げしましたね。もう丼は300円以下がスタンダードになったってことね。
涙ぐましいまでの企業努力だ!がんばれ、丼。負けるな、丼。「安い!うまい!はやい!」この三原則は伊達じゃない(考えてみればシンプル且つ完璧なキャッチコピーである)。日本オリジナルの外食産業の底力を、今こそ見せるときなのだあっ
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大食い
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2001年8月5日にTBS系列で放送された「フードバトルクラブ2」にて、決勝戦の食材として「吉野家の牛丼・並盛り」が選ばれました。これは単純に言うと大食い大会で、一時間でどれだけの並牛丼が食べられるかというバトル。
私は大食い系番組というのは結構好きで見るのですが、はっきり言ってこの「フードバトルクラブ」は余り好きではないのです。演出過剰で、どうも・・・(^^;;; でも、決勝戦に吉野家の牛丼、というのは正直うれしかった!今まで不思議とどこの大食い選手権でも、決勝に牛丼というのはなかったのです。(ちなみにテレビ東京系列「TVチャンピオン」の大食い選手権では、決勝は麺類、というパターンになっている)
結果、その記録はどうだったかというと、優勝者は一時間で22杯の牛丼を胃に収めていました。うわーっっ すごいぞ、これは!皆さん、取りあえず並み牛丼を一杯食べて、これがあとどのくらい胃に収まるのか考えてみてください。すげーなー・・・ 大食いってやっぱり、すごいわ。
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